イラク戦争に反対したあなたへ 2013 3.20

2003年3月、
イラク戦争に反対した、あなたへ。

…覚えていますか。2003年3月に、
イラク戦争が起きたこと。

世界中の市民が、イラク攻撃に反対し、
連日のように大規模なデモやピースパレードが行われました。

日本でもまだ寒い中、
全国で何万人もの人が攻撃をやめてほしいと声をあげたり、
願ったでしょうか。
あなたもその一人だったかもしれません。

アメリカ、イギリスなどが
「イラクは大量破壊兵器を持っているから」
という名目でイラクを攻撃し、一般市民10万人以上が殺されました。

日本政府(当時の小泉政権)は
アメリカのイラク攻撃を支持することは日本の国益にかなうと断言し、
憲法で禁じられている物資や食料、
米兵の輸送までも協力しました。

その結果、イラクはどうなったでしょうか。

ほとんど報道もされませんでしたが、
10万人以上の市民が殺され、
400万人以上が家を追われたのです。

しかし、イラクに大量破壊兵器はなく、
イラク戦争はまったく正当性のない殺戮であったことがわかりました。
このことを、アメリカではブッシュ大統領が
「イラク攻撃に対する決断に大統領として責任がある」
と情報が誤りだったことを認めました。

イギリスでは第三者による検証委員会にブレア元首相が証人喚問されました。

オランダでは検証委員会が「政府のイラク戦争支持は間違い」との判断を示しました。
オーストラリアでも、
元首相や元外務大臣らがイラク戦争に至った経緯を
見直し反省する検証を呼びかけています。

もちろん、検証をしたとしても
誤った戦争で殺された多くの人びとが帰ってくるわけではありません。
でも、日本の姿勢はどうでしょう。

政府の誰かが「イラク戦争に協力したのは、誤りだった」と認めたでしょうか。
アメリカを支持したことに疑問を持ったでしょうか。
イラク戦争などなかったように口をぬぐって知らん顔をしているのではないでしょうか。

それでは亡くなった人たちに申しわけが立ちません。

去る2012年12月21日、ようやく外務省から提出された
「対イラク武力行使に関する我が国の対応(検証結果)」
は、たった4ページの要旨のみで、
何の検証にもなっていないものでした。

それに比べオランダでは2010 年1月に
「政府のイラク戦争支持は誤り」
として550 ページにわたる報告書がまとめられ、公開されています。

日本には残念ながら、「検証」の文化が根づいていません。

原発事故の対応を見てもわかるように、
自分たちで振り返り、責任を問い直したり反省することをせず、
何かがあっても時間が経てば忘れられるのみなのです。

安倍内閣は憲法を変えて国防軍を持つことや、
集団的自衛権の行使を認めることを表明しています。

しかしながら、
多くの人びとを殺してしまったイラク戦争の検証すらできないままで、
戦争できる国づくりに進んで行くことには、
非常な危うさを感じずにはいられません。

あらゆる戦争に反対する人びととともに、
あの日、平和を願ったあなたのご協力を、どうかよろしくお願いします。

ピースウォークは3月20日です!!

あなたも ぜひ、いらしてください

原文milky

編集Yoshimi

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カテゴリー: blog

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